【講演報告】社会情報大学院大学「ソーシャルメディア社会における情報管理の重要性」
社会情報大学院大学 白井邦芳教授よりご要請いただき、7月31日に当社代表の髙橋がゲスト講師として講演しました。
受講者は「リスク・マネジメント」を選択されている院生の皆様。
著名企業の経営企画・広報等を管掌されている方、コンサルタント、エンジニアとバリエーション豊かな方々でした。
科目主旨は「近年、ソーシャルメディアの発展に伴い、風評や憶測が先行し、不祥事や災害後の対応の失敗もあいまって、組織への批判が高まり、大きな危機に結びつく事例も少なくない。そうした中、リスク・コミュニケーションが重要視されている。その本質や基礎を学ぶために、自然災害、人為的事故、事件、そして法令順守のガイドラインまで、現代社会におけるリスクの諸相を学び、コミュニケーション戦略の基礎知識を習得する。」というものです。
髙橋から、今回は主に当社i-Catchサービスを活用した各種事例考察をお話させていただきました。
・「兆候」→「火種」→「拡散」→「炎上」のメカニズムとその対応
・ソーシャルメディアによるブランドイメージ変化の実際
・同一ブランドによる類似リスク事例、その反響を分けたもの
・一見無関係な報道から、該当ブランド・企業・個人等が特定される経緯
・「公式」アカウントでの不祥事事例、NGワード集
・増加するソーシャルメディアでの内部告発
・炎上に参加する人々の特性と行動のきっかけ
・「神対応」と「塩対応」
白井教授のリアルかつ豊富なご対応経験のお話と相まって、予定の時間を大幅に越えて、院生の皆様から多数のご質問をいただきました。
当社i-Catchサービスは、「炎上してしまった」という過去の結果だけではなく、「リスクの芽」を見出すサービスです。Twitter全量データをはじめとした特徴あるデータソース・蓄積した分析ノウハウにより、多数の著名企業様にご採用いただいています。